津島遺跡は、縄文時代後期から近代にいたる複合遺跡で、長い時代にわたる人々の生活の痕跡を示す重要な遺跡です。
特に、弥生時代前期における集落と水田跡の発見は、わが国の本格的な稲作開始期の実態を初めて明らかにした遺跡として評価されました。
広さ | 67,020平方メートル |
史跡 | 昭和46年1月5日 55,213平方メートル 平成14年12月12日 11,807平方メートル(追加指定) |
指定グラウンド内で行われた主な発掘調査 | 昭和35〜38年 三角池・ボート池掘削に伴う発掘調査 昭和43〜44年 岡山武道館建設に伴う発掘調査 平成9〜15年 津島遺跡確認調査(グラウンド全域のトレンチ調査) 平成12年 県陸上競技場改修に伴う発掘調査 平成15年 県立体育館建設に伴う発掘調査 |
発掘調査結果 | 縄文時代後期〜晩期 土器の出土、弥生時代前期 集落跡と水田跡、 弥生時代中期〜後期 集落跡、建築部材、古墳時代 集落跡、 古代 条里制伴う東西南北の溝跡中世〜近代 水田跡 |