岡山県総合グラウンドクラブがNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』に登場しました!
岡山県を舞台にしたNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』、毎日の放送を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?
先週12月9日と今週12月13日の放送に登場したのが、『総合グラウンドクラブ(旧岡山偕行社)』です。
安子(上白石萌音さん)がロバート・ローズウッド(村雨辰剛さん)に案内されて訪れた進駐軍の施設という設定で、安子がアメリカの文化に触れる重要なシーンでした。
12月クリスマスのシーンで、進駐軍の施設・社交場として外観が使用されました。
(室内の撮影は別の場所で行われています)
ドラマの撮影が行われたのは6月2日、梅雨入り前の暑い日のことで、朝から建物の前に門扉や小屋などのセットが組まれ、リハーサル、撮影、後片づけを含め夜間まで行われました。
この建物は、明治時代から太平洋戦争中まで練兵場だった現在の総合グラウンドの地に、明治43年に旧陸軍の将校クラブ『第十七師団岡山偕行社』として建てられました。戦後は、進駐軍に一時接収された後、労働基準監督署の庁舎などとして利用されていた時期がありました。
平成17年の第60回国民体育大会を前に、多くの施設が再整備・リニューアルされたのに合わせて今の場所に移築され、『岡山県総合グラウンドクラブ』として現在に至ります。
放映後は身近にある施設の登場に気が付かれた方もいらっしゃったようで、来園の方が話題にされている様子や、SNS等で発信されている方も多数お見受けし反響に驚いているところです。
1階には軽食喫茶「キューティパイカフェ」、2階には会議等でもご利用いただける研修室がございます。
県下でも数少ない明治後期を代表する近代洋風建築の歴史ある施設です。
ロケ地巡りのスポットとして、また皆様の憩いの場として、たいへん趣のあるこちらの総合グラウンドグラブへぜひ一度いらしてみてください。