公園便り

東京2020パラリンピック開幕と3度目の緊急事態宣言

2021.08.31

東京オリンピックの感動の余韻が冷めやらないところですが、現在は8月24日に開幕した東京2020パラリンピックの熱戦が連日繰り広げられています。車いす陸上で2個の金メダルを獲得した佐藤友祈選手をはじめ、岡山県ゆかりの選手や総合グラウンドを練習場として利用していただいた選手の皆さんの大活躍は、改めて障害者スポーツの素晴らしさや大切さを私たちに気づかせてくれました。

パラリンピック開幕を前にして、去る8月16日にはシティライトスタジアムでパラリンピック聖火の一部となる「岡山県の火」を採火・集火・出立する「東京2020パラリンピック聖火リレー岡山県フェスティバル」が開催されました。

当日は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、規模を縮小し、無観客で十分な感染症対策が施された上でのセレモニーとなりましたが、滞りなく執り行われました。

「岡山県の火」は県内27の市町村で様々な方法を用いて採火された火を集火したもので、各都道府県の火及びパラリンピック発祥の地ストーク・マンデビル(イギリス)の火とともに東京都内で集火されひとつになり、東京2020パラリンピック聖火となっています。

東京2020パラリンピックはいよいよ大詰めを迎えています。残り種目での日本選手の健闘を心からお祈りしています。

総合グラウンドは、車いす陸上のほか視覚障害ランナーの練習などにも活用されています。これからも障害者スポーツの推進に協力してまいります。

【写真】集火台に灯された27市町村において採火された日

集火・出立式当日の様子はこちらでご覧いただけます。東京2020パラリンピック聖火フェスティバル 岡山県サイト

 

パラリンピック開催の最中ではありますが、新型コロナウイルス感染症の拡大はとどまることを知らず、今年5月に続いて2度目、昨年4月と合わせて3度目の緊急事態措置が岡山県内全域に講じられました。

これに伴い、現在総合グラウンドでは感染症拡大防止の観点から緊急事態措置期限の9月12日まで、施設の利用を休止しております。(感染状況により休止期間は延長されることがあります)

一部の大会等は十分な感染対策のうえ実施される場合があり、施設外(広場・園路・駐車場など)についてはこれまでどおりご利用していただけますが、不要不急の外出は控えるなど、ひとりひとりが無理のない範囲でより一層の感染対策と、体調が悪い場合は活動を自粛するなど、引き続きご協力をお願いいたします。